乳液オンパレードで学ぶ

乳液オンパレード

肌に与えた美容成分を乾燥で逃さないための乳液

乳液は、洗顔後に肌につける基礎化粧品の一つで、洗顔して顔の水分を拭き取った後、化粧水、美容液を塗ってから肌に塗っていきます。化粧水は、洗顔によって肌のphがアルカリ性に傾いたものを弱酸性に戻し、その後に使う美容液の浸透性を高める働きがあります。美容液には、しみやしわ、ハリを和らげる働きがあり、最も美容効果の高い基礎化粧品です。乳液は、これらの効果を乾燥から守るために塗ります。成分としては、水分と油分が入っていて、油分は全体の1割から3割程度が含まれています。天然由来成分で、植物から採れたホホバオイルやオリーブオイル、ヒマワリの種から採れたオイルなどが使われていたり、石油や鉱物から採れた油分が入っています。肌の上で伸ばしやすくするための乳化剤や塗った時にいい香りがするように香料が含まれていることがあります。肌が弱い人が使う場合は、植物由来の物質で作られた乳液が肌に優しいので、表示されている成分を確認してみると選びやすくなります。

乳液毎に異なる配合されている成分

乳液は、メーカーやブランドと言った製品毎に配合されている成分が異なります。一般的には、水分が主となり、10%から30%程度の油分、それらを融合させる働きを持つ乳化剤が基本であり、保湿や美白効果のあるもの、防腐剤や香料等が配合されるのです。また、配合される油分には、原料が植物由来のものや、鉱物油または石油と言った化学的なものを原料としているものがあります。同じ様に、乳化剤でも植物由来のものと化学的に作られたものが存在するのです。乳液には、保湿や紫外線をカットする効果がある製品もあります。保湿効果がある製品には、コラーゲンやヒアルロン酸等に加えて、ビタミンC誘導体等の美白効果のある成分を配合しているものも多いです。紫外線カット効果のある乳液では、紫外線散乱剤や紫外線吸収剤等が配合されている為、自身の肌質に合う製品を選んで使用することが大切です。全ての製品に同じものが配合されているとは限らないので、購入する際には成分表示を確認したりテスター等も使用した上で自分に合うものを選ぶことが賢明です。

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